三鷹市のお客様より、木製玄関扉の塗装工事依頼です。
近年、扉を含め木工製品のオイルステイン・ウレタンクリアー仕上げは
施工できる職人が減ってきているようで
「ずっと業者を探していた」というお客様が多いです。
なので、かなり劣化の進んだ状態から、工事はスタートします。
【施工前】
う~ん、クリアーはくすんで、塗膜も剥げてきてますね。
この状態から、平面はサンダーで、溝の中は剥離剤を使って旧塗膜を落とし
汚れやシミがあるようだと、最後にアク洗いをします。
【剥離後】綺麗に落ちました。「木」そのものは傷んでいないので
ここからはスムーズに
着色→下塗り・中塗り・中塗り・中塗り・上塗り・上塗りと
ウレタンクリアー3種を使い分け
合計5~6回塗りで仕上げていきます。
突然施工後…冬場の施工でしたので、硬化促進剤を使用し
塗ったらすぐに刷毛を洗って
硬化したら、また塗ってと
黙々と作業していたら、作業中の画像取り忘れました。(一人でやっているとよくある)
外していたドアノブとシリンダーを取り付けて
【完成】枠部分と扉共に、室内側の色に合わせますから
違って見えているのではなく、枠と扉は別の色です。
オイルステインの色合わせ(調色と言います)は、
下地の木に左右されるため中々難しいのですが
最近は外装工事などでも、色番号で指定され、メーカー調色がほとんどなので
調色が出来ない?又は得意ではない?経験不足?な職人が多いな~と
規模が違うから、当然外壁塗装の方が金額も張るし、儲かるんだろうけど
お金じゃなくてね、技術にも、もう少し興味を持ってもらいたい
技術は無いけど「僕、職人です!」って、カッコ悪いよなと
誰に向けて書いているのか分からなくなってきたところで
それでは、また